皆さん、こんにちは。
これ信じてもらうしかないんですけど、
アの概念です。
(今回のブログはほぼ日記です。)
いきなりですが皆さん、こう思ったことはありませんか?
スマホ使うの疲れた
きっとあると思います。
若者の「SNS疲れ」が頻発する昨今、私も例に漏れず「(スマホ)触りすぎだな〜」と自分に対して思っていました。
そんな時
とある出来事が起きたのです
(以下、とある出来事)
スマホを東京に忘れて
新潟に帰ってきちゃった
一応自己紹介しておきますと、私は新潟県在住の(通称)ネタツイッタラーです。X(旧Twitter)のフォロワー数は2024年2月現在で約16000人、ネタの投稿は文字通り毎日行っていました。
そして、東京へ2日間遊びに行った帰りの大宮駅でふとスマホが無いことに気がつくのです。
普通に考えればピンチですが、私はスマホを忘れたと気づいた瞬間、こう思いました
スマホなしで過ごしてみよう
本当にポケットにスマホが無いとわかった瞬間こう思いました。少し声に出てたかもしれません
普段、インプットとアウトプットに分けて創作活動をすることが多いのですが、せっかくスマホを都会に忘れたので
インプット全振りの生活
をしてみようかなと思い、スマホを忘れたまま新潟に帰ることにしました
そしてこれから、SNS中毒者がスマホに一切触れなかった2日間で「感じたこと」や「購入したもの」を書いていきます
スマホに疲れたな…
と思う人の何か助けになればと思います。
そうでない人は私の愚行を笑ってください。
それではどうぞ
↓ ↓ ↓
大宮駅
スマホが無いことに気がつく
びっくりするほどポジティブに「スマホを置いて新潟へ帰ろう」と思ったのと同時に
新幹線の車内、Twitter(現X)はもちろん、動画や音楽も全てスマホに頼っていたので「暇すぎるだろうな」と思い改札内の本屋に
買ったもの①
『ナナメの夕暮れ』
本棚に並んでた薄めの本(あわよくば新幹線内で読み終わりたかったため)の中から『若林正恭』という見慣れた名前が見えたので手に取る
本当はもっと『走れメロス』みたいなやつを読みたいなと思っていたが、あと10分で新幹線が出てしまうということもありこれを購入した
オードリーのラジオは大好きで今も聴いている。
若林が本を出してる事ももちろん知ってはいたが、なんだか「知っている人の本」を読むのがちょっと抵抗あって、読んでいなかった。(同じ理由で大好きな太田光の著書も何一つ読んで無い)
内容は、面白かった。
しかし一番ハートを射抜かれたのは、この本の最後に載っている「朝井リョウの解説」だ。
作家ってマジですごい
普段、くだらないツイートでバズったバズらないをやっているが、次元が違った。
日本語、というか言語の正しい使い方を見た。
そんなこんなで新幹線ではビール1本とチューハイ4本、チーズ系のおつまみと『ナナメの夕暮れ』を楽しんだ。
新潟到着
在来線の乗り継ぎまで時間があるので、日本酒を5杯飲む。
買ったもの②
朝井リョウの虜だ。もう朝井リョウのことしか考えられなくなっている。
昔、高橋みなみとのラジオを聴いていたので「知ってる人」の本は食わず嫌いしていたのだが、
めちゃくちゃ面白い
正しくは、めっちゃのめり込む。まだ読破できてないけど、今のところこれを読んでる時間はこれ以外のことは考えられないくらい面白い。
(早く読み終わって次の朝井リョウ作品に手を出したいとは考えてしまう)
日本語でご飯を食べている人は本当にすごい。
買ったもの③
『アンダーニンジャ』
新刊買うの忘れてた。この漫画を読んだことない方がいたら伝えたい
めちゃくちゃ面白い
強制的にインプットしかできない環境に身を置くと、マンガの単行本も3~4周する。
(「本が高い!」と思ってる人は、一度他県にスマホを置いてきてはどうだろうか?)
漫画でご飯を食べている人も本当にすごい。
聴いた音楽
キングダムハーツのサントラ
普段、音楽はiPhoneに頼りっぱなしだったので、音楽はCDを引っ張り出して聴いた。
そもそもCD自体そんなに持ってない。初めて買ったのがTOKIOの宙船だったか、中島みゆきの宙船だったか、金沢明子のイエローサブマリンだったか覚えてない。
久しぶりに聴くと
懐かしい
となるのだが、逆に言うとそれ以上にならなかった。もう少し時間があったら、CDショップに足を運んで、知らないバンドの知らない曲を聴くのが正解だったかもしれない。これは悔しい。
スマホなし生活2日目
ここらへんで、少しアウトプットめいたこともしておくか、という気持ちが湧いてきた。
普段、X(旧Twitter、似Bluesky)にて「くだらないツイート(ポスト)」を毎日投稿している自分としては、アウトプットの方が得意♪とたかをくくっていたが違った
いつも以上に何も思いつかない。
普段は何も考えずに、生きてて思いついたことをツイートしていたので、いざスマホなしでアウトプットしようとしても何も思いつかない
試しに紙とペンを用意して、バズりやすい「認知度の高いワード」を羅列していこうと試みる
すぐ飽きた
スマホが無いとネタを出す気が起きないと言うことがわかった。しかしこれは人類に共通することかもしれない。(披露する場やモノがなくては上達しない)
『形から入る』という言葉があるが、結構その通りかもな、と思った。
ここで、そういえば誕生日プレゼントに
クラフトビールの詰め合わせを頂いたことを思い出す
「夕方、駅に寄ってオシャレな輸入食品屋さんで少し良いおつまみを買おう」
出先でそんなことを思いながら、ビールに合うおつまみを紙に羅列してみる
スマホが無い状態でのアウトプットに不安はあったが、もう一度ペンを持ち紙に向き合う。
割と出た。
ぶっちゃけまだ出る。
しかも改めて羅列する必要も無いっちゃ無い。
だけど、こういう無駄な時間は素直に楽しかった。
普段そこまで考えないことを「紙とペン」を使ってわざわざ書いたりすることは、なんとなく良いのかなと思った
今日のおつまみは「サラミ」に決めた。
買ったもの④
〝結局〟なおつまみ
駅にあるお店にわざわざ買いに行ったら
『冷蔵ケースが壊れているので一部商品の販売を中止しております』
との張り紙。申し訳程度に並んだラスクなどのカラッカラ系商品。
これほど人生で「写真撮りてぇ」と思った張り紙もなかった。スマホがなくて困ることは、こういった出来事を写真に収めることができないことだ。
カメラが欲しい
心からそう思った。
この光景を写真におさめたい。
人類で最初にそう思った頭いい人がカメラを開発したんだろうけど、有能すぎる。
結局このおつまみでクラフトビールを飲んだが
めちゃくちゃ美味しかった
ビールもおつまみも最高だった。感謝しかない。
──以上、スマホ無しの2日間である。
いかがだっただろうか?
(その後スマホは無事に郵送され、今このブログを書いている)
このスマホ抜きの期間に私が感じた大切なことは
- 新しいもの(最新という意味ではなく)をインプットする
- 無理なアウトプットはしない
- カメラを買った方がいい
- 最近のクラフトビールはガチで美味い
以上である。
もし、SNS等に疲れていて、300kmくらい遠くにスマホを置いてきたいのであれば参考にして欲しい。
あとスマホ抜きの期間
寝る時間がめちゃくちゃ早かった
やる事もないのですぐ寝れる。
(すぐ調べ物ができないというのがデカい)
長年の不眠症に攻略の兆しが見えて、個人的にはいいニュースだ。
🥑
お読みいただきありがとうございました
それではまた次のブログでお会いしましょう
以上、アの概念でした。
さよなら